西島悠也|音楽を振り返る
そもそも音楽というものはいつから生まれたのか。
その歴史は古く、古代メソポタミア文明まで遡ります。
メソポタミア文明の遺跡から、ハープや笛、太鼓などの楽器を演奏している人のレリーフが発見されています。
また紀元前3000年頃の古代エジプト時代には儀式や祭りの時に音楽は演奏されていて、ピラミッドの壁画には楽器を演奏する様子が描かれていますし象形文字による楽譜らしいものも残っています。
それから紀元前1000年のギリシャでは音楽は盛んになり、オペラの起源となるギリシャ演劇の合唱隊もこの頃に生まれました。
中世では、キリスト教会を中心に音楽が発達した時代です。
その後バロック音楽が発達し、合奏協奏曲やオペラが流行していきます。
このように音楽の歴史は非常に深く、今の音楽にたどり着くまで、いくつもの進化を繰り返してきました。
音楽を振り返ることも大切なのです。